マガモ

科目▶カモ

観察エリア中・島・下の池

大きさ 約60cm 渡り区分 冬鳥
晩秋になると、島の池と下の池に多数が越冬にやってくる。
オスは、グリーンの頭、白い首輪、レモン色のくちばし、ブドウ色の胸、が特徴。メスは他の鴨類と同様に地味な体色をしている。
 

ロウバイ

科目▶ロウバイ

観察エリア梅林、花木の広場、外来樹木の広場

花の少ない冬に華やかな黄色の花を付け、ひと目を引く。花だけでなく甘く強い芳香が人や鳥を誘う。ロウバイ(蝋梅)は、中国原産のロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で、和名は、漢名の蝋梅(老梅)を音読みしたもの。花期は12月下旬から2月までと長く、花は径約2cmで横向きか下向きに咲く。
 変種に、ソシンロウバイ(素心‒)、トウロウバイ(唐‒)などがあり、花芯の色、花弁や葉の形などで区別する。花芯が赤紫色で花弁が細めは‘ロウバイ’、花全体が黄色は‘ソシンロウバイ’の仲間。
 どんな香りかは実際に嗅いでみるのが一番だが、他の植物に例えれば、スイセン、ヒヤシンス、シュンランの香りに似ている。つぼみを乾燥させたものを、中国、東南アジアでは生薬として煎じ、鎮咳・解熱などに用いる。(参考:薬科学大辞典第3版)

サザンカ

科目▶ツバキ

観察エリア園内各所

ツバキ科の常緑樹で、10月から12月頃に咲く冬の花。
 サザンカ(山茶花)とツバキ(椿)は、一見似たような花に見えるが、開花時期や花の構造に違いがある。いちばん大きな違いは花の散り方。サザンカは、花びらが平開して一枚ずつ散る(離弁花)。ツバキは、花びらの付け根が合着していているので、全体がぽとりと落ちる(合弁花)。
 サザンカの仲間であるカンツバキ(寒椿)は、名前からツバキを連想させるものの、サザンカと同様に花びらはばらばらに散る。

ツバキ

科目▶ツバキ

観察エリア園内各所

ツバキ科の常緑樹で、2月から4月に咲く早春の花。
 ツバキ(椿)とサザンカ(山茶花)は、一見似たような花に見えるが、開花時期や花の構造に違いがある。いちばん大きな違いは花の散り方。ツバキは、花びらの付け根が合着していているので、全体がぽとりと落ちる(合弁花)。サザンカは、花びらが平開して一枚ずつ散る(離弁花)。
 サザンカの仲間であるカンツバキ(寒椿)は、名前からツバキを連想させるものの、サザンカと同様に花びらはばらばらに散る。

カタクリ

科目▶ユリ

観察エリア菖蒲田周辺

カタクリ(片栗)は、ユリ科の多年草で、寒い地方の植物。3月下旬から4月上旬にかけて咲く。6 枚の花弁、6 本の雄しべ、1本の雌しべがある。花芯にW型の蜜標(ガイドマーク)があり、昆虫に蜜のありかを教える。
 千葉はカタクリが分布できる限界(南限)にあたる。昔氷河期で地球全体が寒かったとき、カタクリは北から南へ分布を広げていった。再び暖かくなると、“落葉樹に覆われていて、春に光が当り、夏から秋は涼しい丘陵などの北斜面で、水のある場所にあったもの”だけが生き残った。つまり 千葉のカタクリは“氷河期の忘れ物”なのだ。
 泉自然公園には菖蒲田の北西斜面を中心に約3,000平方メートルに及んで生育しており、千葉県内最大規模の自生地となっている。その生育数は約15万株で、このうち約4万5千株が花を咲かせる。

カルガモ

科目▶カモ

観察エリア中・島・下の池

大きさ 約26cm 渡り区分 留鳥
小型の水鳥で、よく水に潜り、水中で小魚を採る。夏期には顔から首の上部にかけて、赤褐色となるが、冬期には地味な褐色になる。
キリキリキリ…と、よく通る声で鳴くため、声からも識別できる。水草の葉や茎で浮巣を作る。園内でも繁殖し、ヒナの姿も見られる。

ハナショウブ

科目▶アヤメ

観察エリア菖蒲田

ハナショウブ(花菖蒲)は、アヤメ科の多年草。泉自然公園では5月下旬から咲きはじめ6月中旬頃に見ごろを迎える。
 日本の中部地方以北に自生するノハナショウブ(野花菖蒲)から園芸品種化されたもので、平安時代から鑑賞の対象になっていた。 江戸時代の中期以降多くの優れた品種が生み出され、江戸系、肥後系、伊勢系などの系統に大別される。
 梅雨空に映える紫や青、白色の鮮やかな花は、梅雨時のうっとうしい気分を癒してくれる。

ヤマユリ

科目▶ユリ

観察エリア園内各所

ユリ科の球根植物。夏の到来を告げる花。7月上旬から咲きはじめ、7月中旬から下旬に見ごろを迎える。
 日本のユリは美しいものが多く、幕末から明治にヨーロッパやアメリカへ紹介されると、鑑賞用のユリとして称賛された。特にその人気が爆発的になったのは、明治6年(1873)開催のウィーン万国博覧会に日本のユリが出品されてから。
 日本産のユリの中でも、白く大きな花と甘く強い芳香を放つヤマユリは、わが国だけでなくヨーロッパでも人々の心を奪い、花の黄色の条線から英名でgold lily(金のユリ)、queen of lily(ユリの女王)と呼ばれ愛されてきた。泉自然公園では約1,300株のヤマユリが自生し、その半数あまりが花を付ける。

キバナアキギリ

科目▶シソ

観察エリア園内各所

シソ科の多年生草本植物。学名Salvianipponicaの種名(nipponica)が示すとおり、日本固有のサルビアである。和名の黄花秋桐は、桐の花に似ていて秋に開花すること、そして、花色が黄色であることに由来する。
 日本原産のサルビア属は他に、ミゾコウジュ、ナツノタムラソウ、アキノタムラソウ、アキギリなどがあり、花はすべて紫色。世界にサルビア属は900種ほど分布しているが、花は白、赤、青、紫などが多く、黄色種は珍しい。
 黄色のサルビアは、三陽メディアフラワーミュージアム(旧称・花の美術館)でイエローマジェスティ(メキシコ原産、S.アドレンシスの園芸種)を栽培している。

モクセイ

科目▶モクセイ

観察エリア駐車場周辺

モクセイ科モクセイ属、中国原産の常緑中高木。9月下旬から10月上旬に咲く。モクセイは別名「九里香」と呼ばれるように強い芳香を放ち、かなり離れたところからでも匂う。花色や葉形により、キンモクセイ(金木犀、黄色)、ギンモクセイ(銀木犀、白色)、ウスギモクセイ(薄黄木犀、淡黄色)、ヒイラギモクセイ(柊木犀、白色、葉に鋸歯)などがある。雌雄異株だが、日本ではほとんどが雄株なので果実を見ることはない。
 花の甘い香りに誘われて蝶や蜂などたくさんの昆虫が訪れると思われるが、実は一部のハナアブしか訪れないとのこと。モクセイの香りの主成分に「γ‒デカラクトン」(桃の芳香)という化学物質が含まれ、これがチョウなどの昆虫に対して強い忌避作用を示すことが分かっている。モクセイは、チョウなどが嫌う香りを放出して、訪れる昆虫を選択しているのではないかと考えられる。

カイノキ

科目▶ウルシ

観察エリア梅林入口

ウルシ科の落葉高木。樹高20~25mになる。中国原産で大正4年(1915)に日本へ渡来した。孔子の墓に高弟の子貢が植えた木がカイノキで、以来、「学問の木」や「学問の聖木」などと呼ばれている。 「楷」は中国では模範の木とされており、日本においても書体の「楷書」の語源とされている。
 雌雄異株で、花期は4~5月、果熟期は10~11月。実をつけるまでに20年もかかり、雌株と雄株をあまり離して植えると交配できず、実がつかない。泉自然公園では2014年に初めて花が咲き実がついた。葉をもんだり小枝を削ると青臭く強い香りが漂う。紅葉期には、黄色に濃い朱色が重なり美しい。
 ウルシ科であるものの滅多にかぶれることはないそうですが、肌の弱い人は触れない方がよいでしょう。

カイツブリ

科目▶カイツブリ

観察エリア下の池

 小型の水鳥で、よく水に潜り、水中で小魚を採る。夏期には顔から首の上部にかけて、赤褐色となるが、冬期には地味な褐色になる。
 キリキリキリ…と、よく通る声で鳴くため、声からも識別できる。水草の葉や茎で浮巣を作る。園内でも繁殖し、ヒナの姿も見られる。

オシドリ

科目▶カモ

観察エリア下の池

大きさ オス:約48cm、メス:約41cm  渡り区分 留鳥、冬鳥 
カラフルな容姿でバードウォッチャーを魅了し、「泉自然公園といえばオシドリ」と言われるほど有名。オスはオレンジ色の銀杏羽に白や青の模様をもつ、たいへん美しい中型のカモ。番(つがい)でいることが多く、オシドリ夫婦の名前の由来となってるが、毎年同じペアーで繁殖するとは限らない。越冬期の多い時は数十羽が観察できる。

キビタキ

科目▶ヒタキ

観察エリアカタクリ自生地・花木の広場・草原周辺などの常緑広葉高木

大きさ 約14cm  渡り区分 夏鳥
野鳥愛好家の注目を集める鳥。南から渡ってくる夏鳥で、体の美しい配色と、美しい囀りでひときわ目立つ。
繁殖期のオスは、縄張りの主張とメスの関心を引くため、日の出とともに高らかに歌い囀る。園内各所の樹林地でよく囀りが聴かれる。囀りはホイヒーロ、オーシツクツク等を繰り返す。「森のピッコロ」とも言われる。

キジバト

科目▶ハト

観察エリア林内

大きさ 約33cm  渡り区分 留鳥
山鳩とも言われ、デデッポーと囀る。 最近は人慣れして、公園では警戒心が薄くなっている。

バン

科目▶クイナ

観察エリア下の池・蓮池

大きさ 約32cm  渡り区分 留鳥
全身黒く、おでこと嘴が赤い。足指が長く不安定な浮葉の上でも上手に歩く、蓮池で繁殖例あり。

カワセミ

科目▶カワセミ

観察エリア池を中心に広く見られる

大きさ 約17cm  渡り区分 留鳥
背中と頭は翡翠色で空飛ぶ宝石といわれ、人気がある。水中にダイブして小魚やエビなどを捕る。園内でも繁殖例あり。

コゲラ

科目▶キツツキ

観察エリア広く園内を移動

大きさ 約15cm  渡り区分 留鳥
キツツキの仲間では小型の種類。コンコンコンと木を突く音が響き、鳴き声はギー、園内でも繁殖例あり。

ハシブトガラス

科目▶カラス

観察エリア園内各所

大きさ 約56cm  渡り区分 留鳥
嘴は太く額が出っ張っている。澄んだ声でカー、またはアーと鳴く。森林の他、都会のビル街にも生息している。

ヤマガラ

科目▶シジュウカラ

観察エリア木々の上を移動

大きさ 約14cm  渡り区分 留鳥
赤茶レンガ色のお腹が目立つ。冬に備えて木の実を蓄える習性を利用しておみくじ引きの芸をさせる。

キツネノカミソリ

科目▶ヒガンバナ

観察エリア草原裏サイクリングコース沿い斜面ほか園内各所

 ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。名前の由来は、早春に出る細長く平たい葉を「剃刀」に、夏に咲く黄赤色の花を「狐の毛色」に見立てたといわれている。花径を30cmほど延ばして、先端にいくつかの花を咲かせる。7月下旬から花が咲き始め、8月上旬から見ごろを迎える。8月下旬まで見ることができる。
※日本の伝統色の狐色(きつねいろ)は、キツネの背の毛色に似た色合いのやや赤みを帯びた黄褐色のこと。

ソメイヨシノ

科目▶バラ

観察エリアお花見広場、草原ほか園内各所

 4月上旬ころ咲く。
 最も広く栽培される日本の桜の代表品種。九州から北海道南部に至る各地域で、サクラの開花予想の対象となっている。生育が早く、満開や散り際が見事なのが人気で全国に広まった。
 江戸末期に江戸染井町の植木屋が吉野桜として売り出した。最近の遺伝子解析の結果、エドヒガンとオオシマザクラとの交配種とされる。

ウワミズザクラ

科目▶バラ

観察エリア一本松広場ほか園内各所

 4月中旬~下旬ころ、ソメイヨシノより遅く咲く。
 バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。全国各地の山野に自生し、公園や庭にも植えられる。古名は'ハハカ'。
 サクラ属の花序の多くは散形花序か散房花序だが、本種は'総状花序'。花は葉が出てから、長さ6~8cmの花序に白い小花が多数、密に開く。

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